ディレードスチールとは?
昨日書くのを忘れていました・・・(^^ゞ
WBCの中国戦で3回裏の攻撃の際に1塁にいた青木選手がやった盗塁の事を、『ディレードスチール』(ディレイドスチール)と呼んでいましたが、あまり野球に詳しくなければ聞き慣れない言葉だったと思います。
スチール[steal]とは「盗む」という意味で、いわゆる盗塁のことです。
で、ディレード[delayed]とは「遅らせる」という意味ですが、例えばカメラなどのセルフタイマーの事をディレードカメラなどと言うこともあります。
野球やソフトボールでピッチャーが投げたと同時に走者がスタートするのが一般的なスチール。投球以外の動作で守備などのアクション(隙)を見て盗塁する事をディレードスチールと言います。
プロ野球や高校野球以上のレベルともなると各選手がそれを十分理解しているので滅多に見られませんが、キャッチャーが捕球した球をピッチャーに返す際に座ったまま手首だけで返球したりしていると隙をついて盗塁をするとか、1アウトランナー1・3塁で1塁ランナーがわざと遅い盗塁をしてキャッチャーが2塁に投球する際に3塁ランナーがホームスチールする。これがディレードスチールです。
こんなシーンは子供の野球やソフトボールのレベルでは当たり前に行われます。というか、これこそが最大の進塁技だとか得点源になるので日々の練習でも進塁タイミングの取り方や対処法を学ばせなければなりません。走者側は常に進塁の意識を持って相手の隙を伺うとか、守備側は惑わされたりしないよう警戒する意識だとか・・・そういった事ですね。
やられると非常に悔しいので、その後のプレーに影響してくる事も多々あります。特にピッチャーなどはこれでかき乱されて本来のピッチングが出来なくなったりする事も多いのでメンタル面の指導も必要になってくる訳です。(直接は関係ないと思いますが、その後中国のピッチャーが牽制ボークをしましたね。)
ちなみに、ソフトボール専用のルールで「ディレードデッドボール」というのがあります。
野球では不正なプレイがあった際はその状況によってボールデッド(中断)になったりインプレー(継続)というのが定められていて審判が即座に適切な処置をしますが、ソフトボールにおいては一連の動作が完了するまでは常にインプレー扱いになるというものです。(動作完了後に審判が判定をします。)
つまり、守備妨害などのルール違反があっても守備側がプレーを止める(ピッチャーにボールを返す等)をせずにモタモタしているとその隙をついて進塁したりも出来るという訳ですね。
まぁ、子供会のソフトボールレベルではそこまで厳格な処理をすることはありませんが、「そういったもの」だという事は選手達におぼろげながらでも理解をさせておかなくてはなりませんね。

